「チームビルディングが得意」って言う人が苦手
自分の感情論を深掘りするのって面白いよね。
今回は嬉々として「チームビルディングが得意です!!!」って言い切る人がなんとなく苦手だな、って思う気持ちをまじめに考えてみた。
そもそも「チームビルディング」ってなんだっけ?
Team building is a collective term for various types of activities used to enhance social relations and define roles within teams, often involving collaborative tasks. Team building - Wikipedia
「define roles within teams(チーム内の役割の定義)」と「enhance social relations(社会的関係の強化)」をするための諸々の活動なのね。
具体的にどんな活動がのことなんだろう。続きも読む。
The formal definition of team-building includes:
- aligning around goals
- building effective working relationships
- reducing team members' role ambiguity
- finding solutions to team problems
(which? って怒られてるけど)一般的には以下の4つが定義として含まれるらしい。
- 目標に合わせて調整すること
- 効果的な仕事上の関係を構築すること
- チームメンバーの役割のあいまいさを減らすこと
- チームの問題の解決策を見つけること
主語が抜けているけど、チーム外の人間が行うチームマネジメントの一貫として行う活動というよりは、チームメンバーの一人一人がチームのために行う活動を指すんだろうな。
そうなるとなんかScrumっぽいな。というかScrumだな。
「チームビルディングが得意」という単語への違和感
「Excelできます!」「Javaできます!」というワードに対する違和感と一緒な気がする。
全体像があまりにも大きい能力について、受け手側の誤解を考慮せずに(誤解が生まれることを知らずに)自身の能力を伝えてしまっている状態。
ダニング=クルーガー効果で出てくる曲線の「完全に理解した」の領域にいる人から発せられる言葉、だと受け取ってしまうんだろうな。
なんか「バイトリーダーやってました!」って言いそうな人が使ってるイメージがある(偏見)
結論
本当にチームビルディングに関わってきた人間なら安易にその言葉を一括りにして「得意」だなんて言わない(言えない)であろうという独断と偏見の元、「チームビルディング得意勢」に苦手意識を持っていたんだなぁ、と納得した。
逆にチームビルディングしんどい(でも楽しい)勢の人たちの話が楽しく感じるのはきっと正しく内省できている人たちの心の有様がとても勉強になるからなんだろうな、とも思った。
これからはチームビルディングのCapabilityについて、この言葉を言ってくれる人を信じます。
「ワタシハ チームビルディング チョットデキル」
Fun :)